多くの脱毛サロンやクリニックでは、施術を受けるパーツを選ぶ事はできます。脇の下は比較的目立つので、そのパーツだけ施術を受けている方も多いです。その他にも全身脱毛というプランもあって、体全体の幅広いパーツに対する施術を受ける事ができます。
やや時間がかかる全身脱毛
全身脱毛は、パーツの数が非常に多いです。脇の下だけでなく、背中やデリケートゾーンやすね毛など複数のパーツがワンセットになります。
全身脱毛は、料金にメリットがあります。セット料金が適用されますから、1つ1つのパーツの施術を受けるよりも格安になるからです。
ただし全身脱毛は、少々時間はかかります。やはりパーツの数が多ければ、所要時間も長くなる訳です。実際脇の下というパーツの場合は、10分以内に完了してしまう事も多いです。しかし全身脱毛は対象パーツが多いですから、基本的には40分以上かかります。サロンによっては数時間ぐらいかかる事もあります。
サロンは所要時間が比較的短い
ところで全身脱毛の施術を受けるなら、選択肢は2つあります。クリニックもしくはサロンです。その2つを比較すると、サロンの方が短時間で施術が完了する傾向があります。
サロンの場合は、早ければ40分ぐらいで済む事もあります。ただ所要時間もサロンによって異なり、中には2時間ぐらいかかるお店もあります。平均的には、1時間ぐらいで完了するサロンが多いです。短時間で施術が完了するかどうかを基準に、全身脱毛のサロンを選んでいる方も多いです。
それに対して脱毛クリニックの場合は、40分で完了するケースは殆どありません。大部分のクリニックでは、最低1時間かかります。サロンと同様に、クリニックによって所要時間は異なります。中には3時間ぐらいかかるクリニックもあります。
なぜサロンは短時間で施術が完了するかというと、照射面積が比較的広いからです。クリニックとサロンは、全身脱毛のやり方が異なります。クリニックではレーザーが放出されるマシンを使って施術を行いますが、サロンはフラッシュの光を照射していきます。クリニックが採用しているレーザーは、広い範囲に照射される訳ではありません。照射面積は若干狭いです。それに対してフラッシュの場合は、比較的広い範囲に光を照射しますから、上記のように短時間で施術が完了する傾向があります。
その代わり、サロンよりはクリニックの方が強力です。レーザーは強力であるだけに、脱毛の持続効果も長く続きます。
対象パーツが少ないと所要時間も短くなる
また対象パーツに左右される一面もあります。パーツがあまり多くないお店の場合は、所要時間が短くなるケースも多いです。
そもそも全身脱毛の対象パーツの数は、サロンやクリニックによって異なります。全身の45ヶ所に対して施術を行ってくれるお店もあれば、35ヶ所程度になるお店もあります。もちろん対象パーツの数が多ければ、所要時間も長くなります。
例えばある脱毛サロンの場合は、施術の所要時間は60分程度です。そのサロンは、特別な方式で施術を行っている訳ではありません。他のサロンとほぼ同じやり方で施術を行っているものの、60分で済む訳です。他のサロンですと、90分ぐらいかかる事もあります。
そのサロンが60分で済む理由は、22ヶ所だけ施術を行っているからです。実際には、そのサロンでは22ヶ所以上に対して施術を行いますが、あまりパーツの数が多いと時間がかかりますし、あえて22ヶ所にしている訳です。
以前よりも所要時間は短くなった
なお全身脱毛の所要時間は、年々短くなってきています。以前は時間がかかっていたサロンやクリニックでも、かなり時間が短縮されている実例も実際あります。
例えばある脱毛サロンの場合は、以前は2時間や3時間ぐらいかかりました。他社のサロンと比べると、およそ1.5倍ぐらいの時間がかかっていました。
しかし最近になって、そのサロンは60分程度で施術が完了するようになりました。以前と比べると、時間が半分程度にまで短縮された訳です。時間も短縮されただけに、そのサロンでの全身脱毛を検討している方も少なくありません。
なぜ上記のサロンは60分程度にまで短縮できたかというと、技術が進歩したからです。そもそも脱毛に関する施術は、年々進歩しています。技術が進んだ結果、短時間で施術が完了するマシンが登場する事もあります。一気に広い範囲に対して光を照射できるマシンが登場する事も、たまにあります。
それは脱毛クリニックも同様です。以前は60分程度では施術が完了しないクリニックも沢山ありましたが、最近はだいぶ短時間になりました。
ですから脱毛の技術が進歩すれば、今後さらに所要時間が短くなる可能性もあります。
まとめ
1つのパーツだけを対象にするコースに比べれば、全身脱毛は若干時間はかかります。クリニックやサロンによって時間は異なりますが、おおむね60分から90分ぐらい見ておくと良いでしょう。ただ、それは現時点での所要時間です。今後状況が変化すれば、さらに時間が短縮される可能性もあります。
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