除毛と脱毛、それ違うものなの、同じことかと思っていた、そう思う人実は多いのです。
ムダ毛をなくすことと言う意味では同じ気がしますが、一体どういった根本的な違いがあるのでしょう。
きっとどちらにもそれなりのメリットやデメリットがあるはずなので、どんな場合にどちらをすれば効果的か、見ていくことにしましょう。
除毛と脱毛の大きな違いはどこ
ではまず最も大きな違い、というか根本的な違いです。
除毛は読んで字の通り、毛を除くことです。皮膚表面の毛を除いていくことですね。
脱毛はというと、これは字面ではちょっとわかりませんが、要は毛根から毛を抜く、処理することを言います。
毛を除去するという点では同じことなのですが、どこからという点が一番の違いなのですね。
除毛の代表というか、最もわかりやすいものは、男性のひげ剃りでしょう。女性の顔剃りも同じことです。
どちらも顔の皮膚表面に出ている毛を、処理していくものです。
脱毛サロンや医療脱毛での脱毛は、それこそ脱毛の見本のようなものです。毛根から毛を処理していくのでそれこそ、脱毛の代表格です。
ちなみに、女性がよくやる毛抜でのムダ毛処理、あれも実は脱毛の範疇に入ります。
除毛じゃないの手軽にできるし、と思ってしまうかもしれませんが、毛抜使用のムダ毛処理は毛根から引き抜くという点で、脱毛の部類になります。
とは言え、毛根自体を処理しませんので、医療脱毛のように永久に生えてこないと言うわけではありません。
除毛は一時的で脱毛はそうでない、と思われがちですがそうではなく、毛根からかそれとも皮膚表面での処理かで、脱毛と除毛に分かれるのです。
除毛ってどんなやり方？デメリットとかは？
まずは除毛の代表、カミソリです。男性のひげ剃りに始まって、ムダ毛の処理には大活躍なのが、カミソリですね。
皮膚表面に出ているムダ毛を、さっくりと切り取っていってくれます。
次に除毛クリームです。これを利用している人も多いはずです。手軽で、カミソリのように刃を使う危険がないので愛用者も多いのですね。
肌の表面のちょっと奥まで届くので、しかも毛を溶かしてくれるので、きれいに痛み無く除毛が出来ます。
ただ除毛クリームの場合、タンパク質に働きかけて毛を溶かしてくれるのですが、肌もタンパク質です。
使いすぎたり肌の敏感な人の場合は、使いすぎ注意ですね。
除毛の代表的なやり方はこの2つです。
メリット
痛みが少なく簡単にできることです。自宅で簡単に、気になった部分を除毛することが可能です。
お金に関しても、それほどかかるわけでないので、お財布が厳しい折など除毛で何とかと言う人、少なくありません。
デメリット
肌の表面へのダメージです。
もちろん毛根ごと処理する脱毛でも肌への負担は大きいですが、除毛の場合も結構負担が来ます。
カミソリを使用した場合、どうしても肌との摩擦が起きます。摩擦は肌を傷める大きな原因ですね。
除毛クリームの場合も、肌への負担がどうしてもあります。
除毛は手軽に出来るだけに、あまりに何度もというのは控えたい感じです。
脱毛のやり方は？デメリットも知っておきたい
脱毛というと、特に女性の場合脱毛サロンとか医療脱毛、と言う答えが帰ってきますね。
もちろん現在、この脱毛機関での脱毛が最もよく知られた脱毛法です。
他にはと言いますと、家庭用の脱毛機での脱毛、ブラジリアンワックスでの脱毛、毛抜での処理などが脱毛の代表格です。
サロンやクリニック以外で、自己処理できるもので脱毛というのも、意外と多いものですね。
除毛ほど手軽には行きませんが、効果が大きいのが脱毛の特色です。
サロンなら広範囲の、自分では手の届かない場所でも脱毛が可能です。クリニックではそれに加えて、永久脱毛も出来ます。
脱毛器やワックス、毛抜を使えば家でも、除毛よりは長持ちする効果が得られます。
ただやはり、ダメージは除毛よりも大きくなりますね。
毛根自体をターゲットに、レーザーや光を照射する脱毛機関での脱毛は毛根自体を攻撃するようなものです。なので痛みも伴います。
ワックスは効き目がある文、肌へのダメージが、除毛クリームとは比べられないほど大きくなってしまいます。
毛抜はというと、1本ずつ抜くという気の長い作業になります。使える場所も限られますね。
ただ何と言っても、除毛に比べると効果の持続は長い、もしくは二度とムダ毛に悩まされないのが、脱毛の最大のメリットなのです。
除毛と脱毛の違いまとめ
除毛も脱毛も、意外と自分の近くにあるものです。
あまり長く効果は必要ないし、毛根を傷めつけるのは止めておきたいという人は、除毛でまったりと処理がおすすめです。
お財布もそれほど傷めつけないので、その点でもありがたい処理法です。
毎日のムダ毛処理なんてもう嫌、と言う人には脱毛のほうがおすすめですね。特にサロンやクリニックでの脱毛なら、効果はそれこそ抜群です。
お財布にも優しくと思えば、毛抜という手もありますね。
処理したい部分の皮膚の状態やムダ毛の状態なども計算に入れて、除毛と脱毛を上手く使い分けていってください。
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